同窓会会長あいさつ

平成から令和へと新しい時代を迎えた昨年の同窓会総会において、可児隆一会長のご勇退のあとを受けて会長に選任されました。誠に身に余る重責でありますが、皆様のご指導ご支援をいただきながら、精一杯務めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
可児前会長におかれては、五期十年にわたり会長職を務められ、一昨年の創立百周年では記念事業実行委員長として尽力され、多大な功績をあげられたほか、卓越した指導力と率先垂範の姿勢で同窓会の発展に大きく貢献されました。ここに深甚なる敬意と感謝を表す次第でございます。
私は本校の第二十一回(昭和四十四年三月)卒業生です。光陰矢の如し、学び舎を巣立って早くも約半世紀が過ぎ去っています。
昨年秋の郡高祭では、晴天の下で開催された体育祭を参観する機会を得ました。競技種目の熱戦は勿論ですが、統率の取れた選手団の行進や勝利を祈願しての応援合戦など、生徒諸君の素晴らしい行動力を目の当たりにして、当時の記憶が懐かしく蘇ると同時に、まさに浦島太郎の心境でありました。
ところで、本校のホームページをご覧になったことがありますか。郡高ニュースでは、学校行事を始め、生徒会や部活動などで活躍する生徒の写真が掲載されており、溌剌とした学園生活の様子が伝わってきます。そして、「君の未来が郡高から始まる」という言葉が載っており、後輩たちが自らの将来をしっかりと見据え、志望する進路に向かって力強く邁進して欲しい、と願っています。
私たち同窓生は、そうした学生が学ぶ本校を必要に応じて、物心両面で支えていく責務があると思います。
母校が大きく変化する時代の要請を受けながら、地域に必要とされる高校として、益々発展していくよう、同窓会は側面から支えていきますので、皆様方の格別なご協力を賜りますようお願い申し上げます。

同窓会会長 上 田 謙 市

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